飲食店の強い味方!業務用食材のメリット&売れ筋食材を紹介

飲食店で料理を提供する上で注意を払わなければならないことは沢山ありますが、その中でも味や品質を落とさないように心がけながらも、なるべく単価の安い食材を使用するようにし、原価率を下げていくよう目指していかなければなりません。
そんなときに、便利で重宝するのが業務用食材です。
業務用食材は、主に飲食店に向けて展開されていることから価格も安価で、その上、量も多く入っており、さらに、調理済みの食材を使えば、調理時間の短縮にもつながります。
賢く業務用食材を使っていくことで、原価率をダウンできることはもちろんのこと、他にも多くのメリットがあり、業務用食材は飲食店にとって強い味方と言っても過言ではありません。
そこで今回は、そんな業務用食材のメリットや、これから飲食店を開業予定の方も必見の、売れ筋業務用食材をご紹介します。

業務用食材の種類

業務用食材と聞いて思いつく食材は、人それぞれ違うかもしれません。
実は、一口に業務用食材と言っても様々な種類が展開されており、現在飲食店経営をしている方でも、もしかするとまだ一度も仕入れたことが無い業務用食材もあるはずです。
そこでまずは、業務用食材の代表的な種類についてご説明します。

青果物・畜産物・水産物

青果物・畜産物・水産物と言った食材は、一般のスーパーで買えるものと業務用のものでは、異なる点が沢山あり、量はもちろんですが、他にも大きな違いがいくつかあります。
各種野菜や果物、豆類、キノコ類、香味野菜等の青果物は、業務用食材においては、一般流通されない規格外の物を格安で仕入れることができる場合があります。
このような食材は調理をしてしまうと、規格外だとはお客さんにもほとんど気づかれにくいことから、規格外の青果物を沢山仕入れることで原価率を大幅に下げることが可能になります。
畜産物では、上質な国産和牛から手頃な外国産肉まで幅広く展開されており、ブロック肉やカット肉など様々なタイプからチョイスすることができるので、提供する料理に合わせて使い分けるのがおすすめです。
さらに業務用の水産物では、市場から直送されるものだけでなく、近頃では最先端の冷凍技術を使用した、冷凍水産物が高い人気があります。
冷凍水産物は、急速に冷凍することで鮮度を落とさずに長期間保存ができるようになり、食品ロスを防げると言うメリットもあります。

加工品

調理時間の短縮にもつながることで人気が高いのが「加工品」です。
加工品と聞くと、一般的にはハムやベーコン、ソーセージなどを思い浮かべますが、業務用食材ならではの加工品には、果物が食べやすい一口サイズにカットされているカットフルーツや、寿司ねた用にカットされている水産物などがあります。
できるだけ自分の味で勝負したいと言うこだわりがある方でも、メニューのトッピングなどの一部にこのような加工品を使うことで、品質を落とさずに、調理時間を省くことが可能です。

調理済み加工品

加工品よりも、さらに調理時間を大幅に削減できてしまうのが「調理済み加工品」です。
調理済み加工品とは、調理された状態で届く所謂”惣菜”のようなもので、出来合い品とも呼ばれています。
大手の飲食チェーン店などでは、主に調理済み加工品が使用されており、ほとんどは温めるだけで完成するものが多く、揚げ物などの場合は、パン粉などが予めついている状態で届きます。
料理の品数を増やしたいときや、調理の手間を省きたいときなどに調理済み加工品を活用するのがおすすめです。

業務用食材を仕入れることで得られるメリット

業務用食材を使うことで、調理時間を短縮することができますが、メリットはそれだけではありません。
他にも、業務用食材を仕入れることで得られるメリットは沢山あり、以下のようなものがあります。

圧倒的な安さ

業務用食材の最大のメリットでもあるのが、圧倒的な安さです。
飲食店の原価率は30%が目安だと言われていますが、業務用食材を使用することで、理想の原価率を叶えることも夢ではありません。
また、業務用食材は、基本的に容量が業務用サイズとなっており、食材にもよりますが、小規模の飲食店なら少量の発注でも十分な量となっている場合もある為、食品ロスを減らす為にも発注する際には内容量を必ずチェックしてから仕入れるようにしましょう。

人件費を削減できる

安価の業務用食材を仕入れることで原価率が下がり、店の利益率をアップできるのはもちろんのこと、それだけでなく人件費も削減できるようになります。
加工品や調理済み加工品の割合を増やすほど業務の効率化を図ることができ、それによって従業員の負担を減らすことが可能になり、少人数でも回すことができるようになります。
それだけでなく、新人スタッフが入った際には、調理済み加工品で作る料理が多いほど調理の手順が覚えやすくなり、育成する側もトレーニングの負担を減らすことができます。

貴重な食材も安く仕入れられる

珍しい食材は、一般のスーパーで買うと高額な場合が多いですが、業務用食材ならジャンルに関係なく、どれもお値打ち価格で仕入れることが可能で、食材にこだわったメニューを提供したいと言う場合でも、比較的低い原価で抑えることが可能です。
貴重な食材を使用した料理は、注目度が抜群なことから集客率や売上アップを狙うことができ、季節感のある珍しい食材なら、○○フェアなどの企画を打ち出すことで、さらに集客を見込むことが可能です。

メニューの幅が広がる

飲食店経営で他店と差別化を図るには、メニューの品揃えも重要視されますが、メニューの品数を増やすほど調理の負担が増える為、安易に増やしてしまうと、提供に時間がかかってしまい、顧客満足度の低下が懸念されてしまいます。
ですが、調理済みの食品や調理が簡単な加工品の業務用食材を仕入れることで、負担をかけずにメニューの品数を増やすことができます。
また、前述した通り、業務用食材では珍しい食材も多いことから、今までに仕入れたことが無い食材を使用することでメニューの幅が広がり、より多様性のあるメニューを提供できるようになります。

飲食店で人気の売れ筋業務用食材はコレ!

メニュー数を増やす為に、業務用食材を新たに仕入れたいと思っていても、どの食材を仕入れたらいいのか悩んでしまうかもしれません。
そこで、飲食店で実際に人気が高い、売れ筋の業務用食材をご紹介します。

コロッケ

コロッケは、手作りで作るとなると、かなりの調理時間がかかりますが、パン粉がつけられた状態で届くコロッケなら、数分で完成できることから、多くの飲食店が業務用コロッケを取り入れています。
さらに、コロッケは大人だけでなく子供にも人気が高いので、お子様ランチに取り入れるなど、様々な取り入れ方ができるのも魅力です。

餃子・しゅうまい

居酒屋や定食屋などで特に人気が高いのが、餃子やしゅうまいです。
業務用の餃子やしゅうまいは、一般のスーパーで売られている冷凍やチルドのものよりも、品質が格段に高く、ほとんどが冷凍のままでも調理することができます。
安さを重視したものや、国産にこだわったものなど種類が充実しており、お酒のおつまみとしても人気の高い餃子やしゅうまいを仕入れることで、顧客満足度を確実にアップさせることが可能です。

パン

パンを一から作るのは、手間や時間がかかる為、多くの飲食店では業務用のパンを仕入れています。
料理との相性が良いクロワッサンからハンバーガー用のバンズまで幅広い展開があり、色々な種類のパンを仕入れることで、お客さんのニーズにより応えることができます。

ケーキ

「スイーツを提供したいけど仕込みの時間を作れない・・」そんなときにおすすめなのが、出来合い品のケーキです。
喫茶店やカフェ、レストランなど、様々なタイプの飲食店で人気があり、チョコレートケーキやショートケーキ、チーズケーキと言った定番のケーキから、素材にこだわって作られた大人向けのケーキまで、幅広い種類から選ぶことができます。

業務用食材を仕入れるなら仕入れECサイトが便利!

人気の業務用食材をご紹介してきましたが、このような業務用食材は、業務用専門スーパーや卸業者などから仕入れることが可能となっています。
さらにそれに加えて、業務用食材を効率よく仕入れられることで、今人気上昇中なのが「仕入れECサイト」です。
仕入れECサイトとは、業務用食材を専門的に扱うインターネット通販サイトのことで、インターネット環境さえあれば、パソコン、スマートフォンからいつでもアクセスすることができます。
商品の価格も、卸業者から発注する場合とほとんど差がなく、それでいて卸業者から仕入れる際に毎回必要になる、見積もりや交渉と言った面倒な取引が一切不要なので、飲食店を開業したばかりで、仕入れについての知識がまだあまり無い方でも、仕入ECサイトなら業務用食材を魅力的な卸価格で簡単に仕入れることができます。
『BtoB eSmart』と言う仕入れECサイトでは、今回紹介した食材はもちろんのこと、全国各地の珍しい食材を豊富に取り揃えており、多数のメーカーや卸が出店しているので、食材の比較も手軽に行うことが可能です。
業務用食材以外にも飲食店経営に欠かすことができない備品や資材も豊富に扱っており、1つのサイトから食材や資材を同時に注文することが可能なので、発注にかける時間を大幅に短縮することができます。
さらに、eSmartでは支払い方法も簡単で、卸業者のように取引先ごとに口座を作る必要がなく、一か月分の購入金額を後日、まとめて支払うことが可能です。
業務用食材を便利で簡単に仕入れられる『BtoB eSmart』を早速利用してみてはいかがでしょうか?

まとめ

今回は、業務用食材のメリットや売れ筋食材をご紹介しました。
このように業務用食材には、青果物・畜産物から調理済み加工品まで、様々な種類の食材が常時展開されており、これらの業務用食材を取り入れて料理を作ることで、原価率を大幅に下げることができます。
さらに、仕入れECサイトを活用すれば、交渉や見積もりなどの取引が不要でスムーズに食材を仕入れることができ、全国津々浦々の食材を簡単に比較して発注することが可能です。
これから飲食店を開業予定の方はもちろん、利益をさらに伸ばしたい飲食店経営者の方も、日々進化を遂げている業務用食材をぜひ活用してみてはいかがでしょうか?

監修者

アートアンドヘルスケア株式会社 代表取締役 森下浩隆(もりしたひろたか)

アートアンドヘルスケア株式会社

代表取締役 森下もりした浩隆ひろたか-Morishita Hirotaka-

『「いいもの、いい会社」を広める支援することで、世界を一歩前進させる!』という想いで「食品、サプリメント、化粧品等で累計500億の販売してきたノウハウ」を提供しているコンサルタントEC売上4000万を1年半で1億2000万に。【年商3億→年商100億などの実績あり】
集客法、リピート促進法(ファン作り)、また販売のシステム化のアドバイス、実装までを支援してます。